14/02/15 15:23:52.11 cBt02yU8
>>97
論文が出た時点で、下記の条件が揃ってなければすぐには出来ない。
1.指定の酸性液作成や分化誘導に必要な試薬、遺伝子発現の検証に必要な装置が全て揃っていること。
2.キメラマウス作成の技術を持っていること。
3.運良く出生して一週目のマウスがいること。もしくは出生一週目のマウスから採取・凍結した細胞があること。
4.そのマウスが運良く特定の遺伝子組み換えマウス(多能性幹細胞のマーカー+GFP)であること。
これらが揃っていて、第一弾のGFP発現細胞画像を出すまでに一週間。
キメラマウス作成成功までに一ヶ月以上。
なかったら、遺伝子組み換えマウスの作成からスタートするので、二ヶ月以上掛かる。
なお、ここで2/13付けで掲載されている「Nanog-EGFP」は、第一弾のGFP発現細胞画像に当たる。
運良く出生間近の遺伝子組み換えマウスを飼ってたんだろう。
URLリンク(www.ipscell.com)
この細胞をさらに誘導して、遺伝子の発現の更なる検討と平行して奇形腫を作る一方で、
細胞をマウス初期胚に埋め込んで発生が進むのを待つことになる。