【エネルギー】「サツマイモ発電」は日本を救うか 発酵させてメタンガス、農業復興に期待/近畿大at SCIENCEPLUS
【エネルギー】「サツマイモ発電」は日本を救うか 発酵させてメタンガス、農業復興に期待/近畿大 - 暇つぶし2ch2:伊勢うどんφ ★
13/12/25 10:18:16.26
>>1の続き

 燃料用として収穫量を大きく向上させるために鈴木教授が工夫を加えたのは、棚に栽培用のポリ袋を段状に配置し
太陽光を効率的に利用する仕組みだ。
成人男性の胸ほどの高さの三角形の棚に袋を積み、「4階建て」の立体構造とすることで収穫量を飛躍的に増やした。

 「弱い光でも光合成をすることができる芋の特性を考えた結果、この形にたどり着きました」と鈴木教授は話す。

 ■ペットボトルで栽培

 もともと民間化粧品会社で紫外線の有害性などについて研究していた鈴木教授。
研究を続ける中で、太陽光を効率的に利用した植物栽培法に興味を持ち始めたという。

 平成22年に同大学で教授となってから、芋の持つ燃料としての潜在性に注目。
収穫までに時間がかからず、栽培コストも安いというメリットを生かし、「段状に立体的に配置すれば、
さらに効率が良くなる」と研究に乗り出した。

 最初は研究室の窓際で使用済みペットボトルを利用して栽培したが、ペットボトルの配置などによって
収穫量が大きく変化することを発見。
収穫までの期間も、6週間程度まで縮めることが可能と分かった。
そうした結果をもとに試行錯誤の上、野外での棚を用いた栽培方法にたどり着いた。

 ■メタンを作り発電

 エネルギーとしての芋の利用方法については、当初は芋をチップ状にし、燃やして発電する方法を考えていた鈴木教授。
現在は、芋を発酵させてメタンガスを作り出し、それを燃焼させる方法に取り組んでいる。

 「メタンガスを取り出す方法は比較的簡単で、効率も良い。小さな発電システムにも向いている」。
研究室では芋を細かく砕いてペットボトルに入れ、40度程度の温度で発酵させてメタンガスを作り出している。
鈴木教授は「今後、発酵から発電まで一連のシステムを作り、実証実験をしていきたい」と続ける。

 すでにドイツなどではメタンガス発電が実用化されており、成功を収めている農家もあるという。

>>3以降に続く


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