13/12/10 10:13:44.57
“澄んだ目”保つタンパク質発見 京都府立医大と同志社大
京都府立医大と同志社大の共同研究グループは、目の角膜を透明に保つ働きがあるタンパク質を特定したと発表した。
角膜の透明性は澄んだ目を維持するのに必要で、角膜疾患の治療薬開発が期待されるという。
米科学誌のオンライン版に10日掲載される。
研究グループは、人間の角膜の細胞の一部で「LRIG1」というタンパク質が活発に働いていることを発見。
このタンパク質を作り出せないようにしたマウスを観察すると、徐々に角膜が白濁し、最終的に失明した。
さらに詳しく調べると、LRIG1は別のタンパク質の働きを妨げることで、角膜の透明性を保っていることが判明した。
また、再生医療で人工多能性幹細胞(iPS細胞)などから角膜の細胞を作製した場合、
LRIG1が十分に働いているかどうかを調べることで、
角膜細胞としての質を検証する「指標」にすることができるとしている。
研究の中心となった同志社大生命医科学部の中村隆宏准教授(眼科学)は
「今後、さらに詳しく角膜の仕組みを解明し、少しでも早く新しい治療法を実現したい」と話している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
msn産経ニュースwest 2013.12.10 08:50
URLリンク(sankei.jp.msn.com)