13/11/07 23:12:00.14
銀河系には地球型の惑星が無数にあり、生命が存在可能な圏内にある惑星も
数十億個に上る―。米カリフォルニア大学バークリー校とハワイ大学の
研究チームがそんな研究結果を米科学アカデミー紀要に発表した。
研究チームは米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「ケプラー」が
収集したデータを分析した。同望遠鏡は銀河系にある恒星3000億個のうち、
この4年間で30分ごとに15万個を撮影してきた。
研究チームは、恒星の周りを公転する惑星がカメラと恒星の間を通過すると、
恒星の明るさがわずかに変化する現象に着目。このデータを使って惑星と
みられる天体3000個を特定した。
調査対象を太陽に近い恒星4万2000個に絞り込むと、惑星の数は603個になり、
そのうち恒星から適度な距離があって、温度などの環境が生命の存在に適している
圏内にある地球サイズの惑星は10個に絞られた。
この数字から、銀河系の中の太陽型恒星のうち22%が地球型の惑星をもつと試算。
銀河系に太陽型の恒星は約200億個あることから、地球型惑星は数十億個
という数字をはじき出した。
カリフォルニア大の研究者は、「生命が存在可能な圏内に地球サイズの惑星を
持つ恒星は、最も近いもので地球からわずか12光年の距離にあり、肉眼でも
見える」と解説する。
ただし、生命の存在が可能な圏内にある惑星でも、生命の存在に適した大気や
地表や液体の水があるとは限らないとくぎを刺している。
CNN 2013.11.06 Wed posted at 10:17 JST
URLリンク(www.cnn.co.jp)
依頼スレです