13/09/24 23:35:48.07
>>1のつづき
■危険を煽ってるものこそ危険
実は、簡単に非科学と科学を見分ける方法があります。「マッチポンプ」をしているかどうかです。
「世の中の食べ物は何を使っているかわからないので危険。だけどこれを飲んだら健康になれる」
というようなものです。「危ない」と危機感をあおって、これで危険から回避できると
自社の商品を売り付けるマーケティングの方法を、マッチポンプ商法と言い、
古くから使われています。
そういう食品の大部分には、まず疑いの目を向けるのがよいでしょう。
先進国において、食べ物に危険なものなどほとんど存在していません。
食べ物のリスクは過去と異なり、現在は厳しい管理下に置かれ、
細菌やヒスタミンなどの食中毒以外、リスクは極めて低いからです。
欧州でリスク管理の目安となる、100万分の1以下のリスクに抑えられており、
ほとんどが1億分の1以下です。
「危険」という言葉がもつイメージは、食べたら50%くらいの確率で
健康被害を受ける感じではないでしょうか。実際には、それとはかけ離れて小さなリスクなのです。
それを「危ない!」と言いきって物を売る商法には、乗らないほうが賢明なのです。
(おしまい)