【医療】「痛くない内視鏡」商品化へ加速/鳥大病院at SCIENCEPLUS
【医療】「痛くない内視鏡」商品化へ加速/鳥大病院 - 暇つぶし2ch1:エタ沈φ ★
13/08/13 16:56:33.44
鳥取大病院の植木賢(まさる)・次世代高度医療推進センター准教授(41)が進めている大腸がん検診用
の新型内視鏡の研究が、経済産業省の課題解決型医療機器等開発事業で今年度、採択候補とされた。

植木准教授は、4年後の商品化に向けて技術開発が加速するとし、「安全で苦痛のない内視鏡の完成や
普及に向け、大きな一歩になる。世界に誇れる製品にしたい」と話している。

開発中の内視鏡は、先端付近に取り付けた2個のゴム風船を片方ずつ膨らませたり、しぼませたりして
大腸の中を自走させる「先端駆動式」と呼ばれる機器。従来の内視鏡は医師が押し込むため腸壁の
曲がった部分が刺激されて苦痛を感じ、力の入れ具合では腸壁を損傷させる恐れもあった。

新たな内視鏡では、先端に取り付けた触覚センサーで動きの強弱も判断できる。レンズの視野も
ほぼ全周囲が見られる320度あり、がん細胞など病変部の見落としがかなり防げるという。

植木准教授は医学生の頃、大腸の内視鏡検査で患者が涙を流して痛がる様子を目にしたのが
出発点だという。鳥取大工学部と農学部の協力で2007年に研究を始め、多数の特許を申請しながら
開発に努めてきた。「世界各地で開発されている同様の内視鏡に比べ、高い安全性を実現できる」
と自信を見せる。

経産省は、医療分野で日本のものづくり技術を生かすため同事業を実施。9月には事業採択の予定で、
年間最大8000万円の開発費を3年間受け、同病院が関連企業4社と共同で、国に代わって先端的な
医療機器を作ることになる。世界的な市場があり、同病院の北野博也院長は「(鳥取大の)病院が
取り組む次世代技術の研究の中で最も実用化に近い。挑戦を進めて一日も早く完成させてほしい」
と話していた。

2013年8月13日 読売新聞
URLリンク(www.yomidr.yomiuri.co.jp)

画像:新しい内視鏡を説明する植木准教授(鳥取大病院で)
URLリンク(www.yomidr.yomiuri.co.jp)


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