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バイオベンチャー企業のスパイバー(山形県鶴岡市)は24日、クモの糸を人工的に合成して産業用に量産する
技術を世界で初めて確立したと発表した。クモの糸は、同じ太さの鋼鉄を上回る強度とナイロンを超える伸縮性を
持つといい、自動車車体などへの利用を想定している。この日、東京都内で開いた発表会見では、合成糸でできた
青いドレスも公開し、革新性をアピールした。
これまで、クモの糸を合成する試みは世界中で展開されてきた。だが、コストと安全性の問題があって量産が困難だったという。
スパイバーは、微生物を使ってクモの糸と同じタンパク質を作る方法を採用。微生物の遺伝子に手を加えることにより、
短時間で多くのタンパク質を合成することに成功した。これまで使われてきた高価で毒性の強い薬品を用いずに糸に
加工する技術も開発した。
関山和秀社長は「クモの糸は世界で最も強靱な繊維だ。自動車や医療などさまざまな産業に応用できる」と話した。
▽画像 クモの糸を人工的に合成し、試作されたドレス。左はスパイバーの関山和秀社長=24日午後、東京都港区
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽記事引用元 産経新聞(2013.5.24 18:34)
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