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さまざまな組織や臓器の細胞になる能力があるヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、骨髄で赤血球が作られ
るのを促進するホルモン「エリスロポエチン」を生み出す細胞を作製することに世界で初めて成功したと、香
川大と京都大の研究チームが23日発表した。
エリスロポエチンは主に腎臓で生成される。慢性の腎臓病になると十分に作られなくなって赤血球も産生されず
、重い貧血になり投薬などの治療が要る。
チームは、作った細胞から生み出されたエリスロポエチンを腎不全のマウスに投与し、貧血を改善させることに
も成功しており、腎性貧血の治療や発症の仕組みの解明に役立てたいとしている。
共同通信 2013/04/23 12:27
URLリンク(www.47news.jp)
香川大学 プレスリリース
ヒトiPS細胞からエリスロポエチン産生細胞を作り出すことに成功した件
URLリンク(www.kagawa-u.ac.jp)