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質量を生み出す起源とされる「ヒッグス粒子」は、複数の未知の粒子が結合した「複合粒子」である可能性が、
名古屋大素粒子宇宙起源研究機構を中心とするグループのコンピューター計算実験で分かった。
英エディンバラ大のヒッグスセンターで24日、発表する。
グループは10人で、名大のメンバーはノーベル物理学賞受賞者の益川敏英特別教授、
山脇幸一特任教授、青木保道准教授ら。
ヒッグス粒子は一般に、物質を構成する最小単位である「素粒子」の一つと考えられている。
しかし、グループはヒッグス粒子が「複合粒子」だという仮説を立てた。
山脇特任教授によると、専用のスーパーコンピューターを使い、計算上、未知の2種類の粒子を結合させ、
ヒッグス粒子と同じ性質を持つ粒子を組み立てることを試みた。
2年間の計算実験の結果、質量などがヒッグスの性質に近い粒子を組み立てることに成功したという。
山脇特任教授は「かつては原子が最小単位だと考えられていたが、
さらに小さな素粒子が発見されたのと同じように、未知の世界につながる」と話している。
グループはさらにデータを収集し、近く正式な論文を発表する。【花岡洋二】
毎日jp
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