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科学技術振興機構は25日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った再生医療の実現のため、
病気ごとの研究事業拠点を公募で選定したと発表した。脊髄(せきずい)損傷・脳梗塞
(こうそく)など神経疾患▽パーキンソン病▽網膜色素変性症▽重症心不全の4疾患が選
ばれた。今年度で終わる文部科学省の「再生医療の実現化プロジェクト」の後継事業。
13年度から10年間続け、事業費は総額約430億円が見込まれる。
現行事業は、拠点を大学や研究機関ごとに設置。それぞれが他の機関と協力して複数の
病気の研究を進め、5年間で約217億円を使った。だが責任の所在があいまいで、狙った
成果が得られていない分野もあり、病気の種類ごとに改めた。
拠点長は、岡野栄之・慶応大教授(脊髄損傷)、京都大の高橋淳教授(パーキンソン病)、
笹井芳樹・理化学研究所グループ・ディレクター(網膜)、澤芳樹・大阪大教授(心不全)
。3~5年後に臨床研究を始め、治療応用を目指す。
また、がん化しにくい再生医療用のiPS細胞を京都大iPS細胞研究所が作製し、中核拠点
として分配する。分配は13年度から段階的に始め、14年度に本格実施する
毎日新聞 2013年03月25日 20時39分
URLリンク(mainichi.jp)
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