13/03/17 18:59:48.95
>>1からの続きです。
固有種のエビ大量死
昨年9月に同県高島市沖の湖底で探査を行った際、琵琶湖固有のヨコエビの一種で、環境省の準絶滅危惧種に
指定されているアナンデールヨコエビの死骸が1平方メートル当たり約500匹と大量に見つかった。
センサーを使って水質を調べたところ、水深90メートル以上の湖底で夏から秋にかけて水中の酸素濃度が
大幅に低下していたことも判明。湖底の酸素が減少したためヨコエビが大量死したとみられる。
しかし、12月の調査では酸素濃度の回復が確認され、ロボによる撮影では生きたヨコエビの姿も確認された。
湖底の変色現象も
一方で、湖底の一部が黒く変色する現象が起きていることも新型ロボの探索で分かった。
水質に影響はない模様だが、泥から溶け出したマンガンが微生物を介して酸素と結びつき、
茶褐色の粒子が生成されたとみられ一連のメカニズムがわかった。
センターの山中直・環境監視部門長は「ヨコエビの大量死や湖底の黒色化とも、琵琶湖の環境変化の指標となる」
と指摘する。今後は、より浅い水深70~90メートルの水域での調査も進め、異変の早期発見によって琵琶湖
の環境保護に結びつける考えだ。
琵琶湖底で見つかった石室とみられる石材。地震によって沈んだとされる湖底遺跡だ
(平成14年撮影、滋賀県立大提供)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
msn産経ニュースwest 2013.3.17 18:00