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. *** 同情と情状酌量に関わる脳基盤を脳画像で特定-放医研の山田研究員 ***
同情と量刑判断に関連する脳活動から情状酌量に関わる脳基盤を初めて証明した 2012/03/23
→ URLリンク(www.nirs.go.jp)
殺人事件の裁判員裁判などで、被告の情状を酌量して量刑を決めるのに関わる脳領域を
放射線医学総合研究所などのチームが突き止めた。 感覚、感情などにかかわる大脳皮質の
一部「右島皮質」で、ここが活発に働いている人ほど減刑する傾向が見られた。 ←
↑ この話は、実際の裁判責任が発生しない実験室で、適当な犯罪事例を被験者に説明して量刑判断して貰い、
その後 fMRIで測定したら脳の特定部位が活性していた、ということだろうが、
大脳皮質の一部「右島皮質」で、ここが活発に働いている人ほど減刑する傾向を有する、と結論できる程
人間の高次思考は単純かつ表層的ではないだろう。 これが実際の裁判員裁判での量刑判断となれば、
一般的には、その判断に真摯に向き合おうとする人間の方が多いだろうし、
この大脳皮質の「右島皮質」が、病変や事故などで充分機能しない人間でもそれは同じだろう。
脳はある程度の機能局在を有するが、脳の病変を特定するための “ 短時間撮影の脳画像 “ で、
人間理性という、その人間の履歴時間をかけて形成された人間的思考が映し出せるだろうか。
実際に裁判員になれば、その量刑判断にはあらゆる人間的蓄積が動員されるだろう。
26人の被験者による、責任の発生しない実験室での結果のようだが、本当に検証しようと思うのなら、
実際の裁判員裁判の場で、その裁判員の脳に数日間の密着検証をすべきだろう。
裁判では参考検証として嘘発見器を用いる場合があるが、これも脳波だけを主要項目にする訳ではなく、
血圧や心拍数や発汗など数項目が必要になる。
ところが最近の脳画像診断を持ち出して、減刑傾向の脳部位が特定されたなどと無責任な発表をする連中が
いるが、そのうちに正直者の脳画像とか嘘つきの脳部位などが特定されたと言い出すだろう。