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大阪市立大の研究チームは30日、様々な細胞に変化できるマウスのES細胞(胚性幹細胞)
をロケットで宇宙に運び、宇宙放射線が動物の細胞に与える影響を調べる世界初の実験を3
月に始めると発表した。
宇宙で長期間飼うのが難しい動物の「代役」で、一定期間ごとに地球に戻して変化を分析。
人類が宇宙に長期間滞在した際の影響を検討する基礎データを得る。
同大医学研究科の森田隆教授らによると、3月上旬に打ち上げられる米国の民間ロケットに、
凍結させたマウスのES細胞が約200万個ずつ入った試験管500本を搭載。上空400
キロ・メートルの国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に運び、冷凍庫
で3年間保存する。
半年~1年ごとに地球へ帰還する宇宙船にのせて100本ずつ回収。ES細胞の生存率や遺
伝子の異常の発生率などを調べる。さらに、回収したES細胞をマウスの受精卵に組み込み
、代理母マウスに移植。子どもを産ませ、健康に育つかどうかなどを見る。
2013年1月31日17時41分 読売新聞
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
大阪市立大学 プレスリリース
URLリンク(www.osaka-cu.ac.jp)
研究の概要(画像)
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