13/01/23 19:06:48.02
文部科学省がまとめた平成25年度の「予算重要政策」の原案が22日、明らかになった。「新たな教育改革を
推進する」として小中一貫教育、六三三四制の改革を明記。「先端科学技術への挑戦」を掲げ、経済成長に
向けて科学技術への投資を重視する姿勢を鮮明にした。具体的には民主党政権で30億円に削られた
小惑星探査機「はやぶさ2」の事業費を約4倍に拡充する。
23日に自民党側に提示する。原案には道徳教育の強化、減災・防災と国土強靱(きょうじん)化、理数教育の
推進なども盛り込まれ、衆院選で自民党が打ち出した「安倍カラー」を色濃く反映する中身となった。
基本方針として(1)学力と人間力を備えた人材を育成するための教育再生(2)文化芸術・スポーツの振興
(3)科学技術・イノベーション推進の国づくり-の3つを列記。その上で「世界トップの学力と人間力の実現」
「安心して教育を受けられる環境の整備」を2本柱に個別政策を進める。
教育環境の整備では、社会問題化しているいじめへの対策として、生徒の悩みを聞くスクールカウンセラーや
スクールソーシャルワーカーの配置拡充を明記。「国富を実現する国家プロジェクト」として、医療・創薬分野で
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた再生医療の実現を掲げた。
同省は前年度比7.2%増となる6兆455億円の概算要求をすでに財務省に提出。安倍政権の発足を受け、
民主党政権時代の政策の見直しを進めていた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)