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”パーキンソン病のサル 骨髄幹細胞で症状改善 東北大など”
パーキンソン病を発症させたサルの骨髄に含まれる幹細胞から神経伝達物質ドーパミンを分泌する神経細胞を作り、
同じサルの脳内に移植して症状を改善させることに、東北大や理化学研究所などのチームが成功、
3日付の米科学誌電子版に発表した。
手の震えや小刻みな歩行などの運動障害が現れるパーキンソン病は、脳内でドーパミン量が低下して起きるとされるが、
根本的治療法はない。骨髄は白血病の治療で採取方法が確立しており、東北大の出沢真理教授(細胞組織学)は
「近い将来に人間への応用が期待できるだろう」と話している。
チームはパーキンソン病のサル5匹の腰骨に針を刺して骨髄液を採取。骨や神経のもとになる間葉系幹細胞を分離し、
さまざまな物質を加えながら培養、ドーパミン細胞に成長させた。
この細胞をドーパミンが減った脳の部分に移植すると、移植4カ月後ぐらいから、餌を取ろうとする手の動きが改善した。
少なくとも8カ月後までは効果が持続、解剖すると移植した細胞が生着している様子を確認できたという。
自らの細胞のため拒絶反応がなく、がんにもならなかった。
パーキンソン病の治療研究では、京都大のチームが人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)を
ドーパミン細胞に成長させてサルの脳に移植し、症状を改善させることに成功している。
画像(シェーマ)
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河北新報 2012年12月04日火曜日
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URLリンク(www.latimes.com)
論文(JCI)
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URLリンク(www.jci.org)