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情報通信研究機構は２１日、同機構が開発した高分解能の航空機搭載映像レーダーを用いた研究提案を募集
すると発表した。空間分解能に優れた同レーダーの有用性を実証するような研究テーマを広く募り、採択した案件は
提案者と同機構が共同研究を進めていく。
開発したレーダー「Ｐｉ―ＳＡＲ２」は、約１０ギガヘルツ（ギガは１０億）のＸバンドと呼ばれるマイクロ波を利用し、
雲や火山噴煙に遮られることなく地表面を詳細に観察できる。地上の物体の大きさをどこまで識別できるかを示す
空間分解能は３０センチメートルで、３０センチメートル以上離れた二つのものを二つと認識できる。
今回、国内の研究者や行政機関の実務担当者を対象として、同レーダーに関する研究提案を広く募る。
募集テーマは３０センチメートル分解能の有用性実証や技術的検討課題、災害時に役立つ解析・判読技術など。
▽記事引用元 日刊工業新聞(2012年11月22日)
URLﾘﾝｸ(www.nikkan.co.jp)
▽情報通信研究機構プレスリリース
URLﾘﾝｸ(www.nict.go.jp)