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東北大学の菅原克明助教らは、ナノテクノロジー(超微細技術)素材で炭素原子がシート状に並んだ
グラフェンを使い、リチウム原子をサンドイッチのように挟んだ化合物をつくることに成功した。
リチウムイオン電池の小型化や高性能化につながるほか、別の原子を挟めば電気抵抗がゼロになる超電導材料を
使った電子素子の実現にも役立つという。
近く、米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載される。グラフェンは原子1個分の厚さで、炭素が六角形の
ハチの巣状に並んでいる。作製に携わった研究者が2010年のノーベル物理学賞を受賞している。
研究チームは、グラフェンが何層にも重なった黒鉛にリチウムを加えると、リチウム原子が層の隙間を
広げて間に入り込むことを見つけた。この黒鉛を薄くはぎ取ることで、リチウム原子を挟んだサンドイッチ構造の
グラフェンができた。
さらにカルシウムを加えると、リチウムと置き換わり、カルシウム原子を挟んだサンドイッチ構造になった。
今後、他の材料でもできるか確かめる予定。
▽記事引用元 日本経済新聞(2012/11/6 5:00 )
URLリンク(www.nikkei.com)