12/11/03 17:18:28.96
そう病や双極性障害(そううつ病)の治療に広く使われる炭酸リチウムについて、医薬品医療機器総合機構
(PMDA)が調査したところ、患者に処方された2309例のうち52%の1200例で、一度も血液中の
リチウム濃度測定が行われていない可能性があることが分かった。
適正な濃度が保たれないと、リチウム中毒に陥る可能性があり、PMDAは薬の量を決めるまでは週に1回、
その後も2?3カ月に1回をめどに血中濃度を測るよう呼び掛けている。
PMDAは、日本医療データセンターから提供を受けた2005年1月?10年12月の診療報酬明細書を調査。
炭酸リチウムの薬が処方された1200例で、血液検査の記録がなかった。
中毒の初期症状は、発熱、おう吐、錯乱など。食事や水分量が不足すると起きやすく、他の薬が影響することもある。
PMDAによると、双極性障害の40代の男性は1年2カ月投薬を受けた後、歯痛のため非ステロイド性の
鎮痛剤を併用した際にふらつきが始まり、リチウム中毒となって入院した。
厚生労働省の担当者は「血中の濃度測定は薬事法上の義務はないが、薬の添付文書で検査するよう書いてある」
と説明。「適切に測定し、調整してもらえればリチウム中毒は予防できる。医師は注意を守ってほしい」としている。
▽記事引用元 時事通信(2012/11/03-15:25)
URLリンク(www.jiji.com)