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ミカンなどかんきつ類の皮に含まれる有機化合物に、脳の神経細胞を守る
タンパク質を増やす働きがあることを松山大薬学部のチームが8日までにマウスで突き止めた。
脳梗塞で起きる脳神経の機能障害を遅らせる治療薬の開発につながる可能性があり、
チームの古川美子教授(神経化学)は「愛媛県特産のミカンに見つかった新しい力を役立てたい」と話している。
成果は9月中にも国際学術誌ニューロサイエンス・レターズに掲載される予定という。
この有機化合物はヘプタメトキシフラボン。チームはこれをマウスに投与、
神経細胞が傷つくのを防ぐタンパク質が、約3・5倍増えた。
ソース:東京新聞(2012年9月8日 17時29分)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
画像:ミカンの皮と有機化合物の粉を手にする松山大の古川美子教授(右)ら
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