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<がん・感染症の検査感度を100万倍高める技術>
微細加工技術を使い、がん細胞やインフルエンザウイルスの検出感度を、
これまでの100万倍以上まで高める技術を東京大の野地博行教授(応用化学)らのチームが開発した。
病気の早期発見につながる成果で、英科学誌に掲載される。
研究チームが着目したのは、血中にあるがん細胞やウイルスが作り出す特異的なたんぱく質(抗原)と、
結びつきやすいたんぱく質(抗体)の反応「抗原抗体反応」を利用した検査法。
これまでは小型試験管の中で検査するため濃度が薄められて、感度が悪かった。
チームは、半導体を作る技術を応用し、1センチ四方のガラスに100万個の小さな穴を開け、
そこに抗原抗体反応でできた分子を流し込み、1個ずつとらえられるようにした。
前立腺がんの指標「PSA(前立腺特異抗原)」の有無を調べると、従来法より100万倍薄い濃度でも検出できた。
(2012年9月2日16時41分 読売新聞)
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▽記事引用元 YOMIURIONLINE
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科学技術振興機構
疾病や感染のバイオマーカーの検出感度を100万倍向上
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