12/07/01 00:33:07.26
【プレスリリース】自閉症スペクトラム障害に脳の特定領域の活動不全が関与
2012年06月23日
―対人コミュニケーションの障害に特徴的な認知パターンを実証―
自閉症スペクトラム障害は、相手や場の状況に合わせた振る舞いができないといった
対人コミュニケーションの障害を主徴とする代表的な発達障害です。
この障害の原因や治療法は未確立で、高い知能を有する人でも社会生活に困難を
きたしやすい現状にあります。
東京大学大学院医学系研究科精神医学分野の准教授 山末英典、同統合生理学分野の
大学院生 渡部喬光らのグループは、自閉症スペクトラム障害の当事者では、
他者が自分に対して友好的か敵対的かを判断する際に、顔や声の表情よりも言葉の内容を
重視する傾向があること、また、その際には内側前頭前野と呼ばれる脳の場所の活動が
有意に弱いことを初めて示しました。さらにこの内側前頭前野の活動が減弱しているほど
臨床的に観察されたコミュニケーションの障害の症状が重いことを示しました
(科学技術振興機構「戦略的創造研究推進事業 CREST」および文部科学省「脳科学研究戦略推進プログラム」による成果)。
今後はこの研究成果をもとに、これまで乏しかった対人コミュニケーション障害の
客観的評価方法の開発や、自閉症スペクトラム障害当事者との相互理解の促進といった
展開が期待されます。これらの成果は、日本時間 6月23日午前6時にPLoS One誌にて発表されました。
※ 詳細は添付のリリース文書をご覧下さい。
____________
▽記事引用元 東大病院
URLリンク(www.h.u-tokyo.ac.jp)
URLリンク(www.h.u-tokyo.ac.jp)
▽関連リンク
PLos one
Diminished Medial Prefrontal Activity behind Autistic Social Judgments of Incongruent Information
URLリンク(www.plosone.org)