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体の筋肉が衰えるなどの老化を引き起こす物質を、大阪大学の研究グループが特定し、動脈硬化など、
老化に伴って起きるさまざまな病気の治療につながる可能性があると注目されています。
この研究を行ったのは、大阪大学の小室一成教授らの研究グループです。
研究グループは、マウスの血液中にある「C1q(シーワンキュー)」と呼ばれるタンパク質が、年をとるに
したがって増えることに注目しました。
そして、若いマウスの足にC1qを注入したところ、筋肉の繊維化が進み、筋力が衰えるなどの老化を引き
起こすことが確認できたということです。
また、年老いたマウスからC1qをなくしてしまうと、筋肉の細胞が再生され、若いマウスのように繊維化
した部分が少なくなることも確認されました。
これまでC1qは、体内に侵入した細菌などを殺す免疫に関係していることは知られていましたが、老化を
引き起こす働きがあると分かったのは今回が初めてです。
小室教授は「C1qは心不全や動脈硬化など、老化に伴って起きるさまざまな病気に関係している可能性がある。
免疫でも重要な役割を果たしているため、なくせばよいというものではないが、この物質の働きがさらに
分かれば、老化に伴うさまざまな病気を治療できるかもしれない」と話しています。
▽記事引用元 NHK(6月9日 6時3分)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
▽Cell
「Complement C1q Activates Canonical Wnt Signaling and Promotes Aging-Related Phenotypes」
URLリンク(www.cell.com)(12)00531-4