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生まれつき重い心臓病を持つ子どもへの心臓の幹細胞移植に、岡山大学病院新医療研究開発センターの
王英正教授(心筋再生医学)らのグループが成功した。
既に6人で心臓機能の向上を確認、5月にも厚生労働省に高度医療の承認を求めて申請する。子どもの
心臓移植が進まない中、新しい治療法として注目される。
全身へ血液を送る左心室が小さい「左心低形成症候群」が対象で、患者の心臓から幹細胞を取り出して培養後、
カテーテルで戻して心筋を増強する。自分の細胞を使うため、心臓移植のような拒絶反応もなく、手術の負担
も軽いとされる。
王教授らは、2010?11年、中国地方在住の女児(当時1歳)に、18歳未満の子どもとしては初めて
治療を実施、11年5月の検査で、心臓のポンプ機能が約10%アップしたことを確認した。
その後、同じ病気の子ども6人(5か月?3歳10か月)に実施。このうち、手術後3か月が経過した5人
への超音波検査で、血液を送り出す心臓のポンプ機能が最大23%向上し、心筋が増えたことを確認した。
王教授らは学内の倫理委員会に諮った後、7人目の結果が出る5月中旬にも厚労省に申請。認められ次第、
2年かけて乳幼児40人に幹細胞移植を行う計画だ。
▽記事引用元 読売新聞(2012年4月18日14時35分)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽過去スレ
【医療】心臓幹細胞で心疾患治療 小児へは世界初、岡山大
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