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東京大学の藤田誠教授らの研究グループは、「星形多面体」の分子構造を持つ化合物を合成することに成功した。
星形多面体の分子構造は複雑で、これまで合成に成功した報告はないという。薬物送達システム(DDS)に
活用できる可能性がある。成果は英科学誌ネイチャー・ケミストリーに12日掲載される。
合成した星形多面体の化合物は金属イオン18個と有機分子24個で構成。金属イオンが頂点、有機分子が
各辺に対応している。構成ユニットが自然に集まり、秩序だった構造ができる「自己組織化」手法で合成できた。
まず立方八面体の化合物を合成し、六つの頂点を追加することで星形にした。追加した突起物を取り除くと
元の立方八面体の化合物に戻る。形状が可逆的に変換できることから、研究グループは、単純な多面体化合物を
土台に使えば、より複雑な多面体化合物を作れる可能性があると見ている。
▽記事引用元 日刊工業新聞(2012年03月12日)
URLリンク(www.nikkan.co.jp)
▽東京大学工学部プレスリリース
URLリンク(www.t.u-tokyo.ac.jp)
▽Nature Chemistry
「An M18L24 stellated cuboctahedron through post-stellation of an M12L24 core」
URLリンク(www.nature.com)