12/04/02 15:54:41.24 KV+LdSvE
>>256
生活の世界歴史という本の「中世の森の中で」p48に中世ヨーロッパの
公衆浴場事情がかいてるけど、14世紀のドイツベルツブルグには7軒
中世末期のニュルンベルグに12軒、フランクフルトアンマインに15軒
ウィーンには29軒の公衆浴場があったそうだ。で場所によっては
10歳から18歳くらいの少年少女は全裸で大通りをかけぬけて公衆浴場に通ってたとか。
1438年のブリュージュ(ベルギー)ではまるで教会にいくように
男女が連れ添って公衆浴場にいって混浴を楽しんでいた。
パリでは1292年には26の公衆浴場があって、日曜祭日をのぞき
毎日営業されていた。これが姿を消したのは近代に入ってからと
書かれている。(この場合は16世紀以降を指す)
ヨーロッパ史上もっとも不潔だったのは16-18世紀ごろで
これは公衆浴場での接触感染を恐れたためではないかと書かれている