12/02/23 20:13:19.51
大事な話をする前は、ウォッカを1杯ってことかい?
ネタ元のScience Newsによりますと、最近の研究でウォッカを飲むと喋りが上手になるというのがあるそうです。
ウォッカを飲むだけで言葉使いや話し運びが向上するなんて、なんとも嬉しく簡単な方法でしょうか。
研究を行ったのはイリノイ大学のリサーチチーム。お酒に酔った状態(泥酔じゃないですよ)の人の方が、
直感的でするどい言葉を選ぶ傾向にあるといいます。シラフの状態だと、それがもう少し思慮深い、
言ってしまえば遠回しな言葉表現を使う傾向にあり、これによって会話の速度が落ちてしまいます。
実験では、被験者の半数がウォッカを飲み、血中アルコール濃度を0.08%以下(米国で法で酔っぱらっているに
あたらない、つまり運転できる程度のお酒の量)に。残りの半数は完全にシラフの状態。テストの内容は、
その状態の両被験者グループに3つの単語を見せ、3つに関係のある単語を答えるというもの。ウォッカ組は
返答に11.5秒かかったのに対し、シラフ組は15.4秒。その差4秒と会話のリズムにしては大きな差がでています。
ミュージシャンやアーティストは、気持ちがリラックスして自由な気分の時の方が、より創作的だと言います。
研究員の1人であるJennifer Wiley氏曰く、ウォッカ効果もそれに似たものがあり、アルコール摂取で力がぬけた
状態の方が上手くいくこともあるのではないかと話しています。酔っぱらってつい言い過ぎちゃったってやつの
1歩手前ですね。
まぁ、あれですよ。飲み過ぎ注意ですよ。
URLリンク(www.gizmodo.jp)
URLリンク(www.gizmodo.jp)
元記事
URLリンク(www.sciencenews.org)
要旨
アルコールが創作過程に利益をもたらすことは、大衆文化により長く受け入れられてきたが、実験で確認された
ことはなかった。本実験では、一般的な創造力で解決する課題・Remote Associates Test(RAT)において、
アルコールによる穏やかな酔いの効果を確認した。被験者は、アルコール血中濃度が約0.075に達し、酔いの
ピークに達した後、一揃いのRAT単語を完成させた。酔った被験者はより多くのRAT単語を、より短い時間で
導き出し、また、突然の直感によって単語を思い付くことが多かったようだった。この結果は、注意コントロールの
釣り合いによって説明出来る。
URLリンク(www.sciencedirect.com)
記者注:RATは、関連性の薄い3つの単語を呈示して、その全てに関連がある4つ目の単語を考え出させる、
という内容の試験です。
URLリンク(academic.cengage.com)