12/02/07 04:21:30.28
新日鉄エンジ、バイオ燃料を85%省エネ生産 東大と技術
新日鉄エンジニアリングと東京大学は2日、バイオエタノール製造の蒸留工程に
必要なエネルギーを現状より85%減らせる技術を開発したと発表した。製造工程で
出るエネルギーを使い回し、従来のように燃料を燃やして加熱する必要がない。
大幅な省エネを実現する新技術を初めて実証した。
食品廃棄物などからエタノールを造ると、エネルギー消費は蒸留だけで全工程の6割
強を占める。新技術によってバイオエタノール生産に必要なエネルギーを半減できる。
新技術は製造プロセスで発生する蒸気を圧縮して温度を高め、再び熱源として
使えるようにする。東大生産技術研究所の堤敦司教授が提唱する「自己熱再生」と
呼ばれる理論を応用した。
様々な製造工程に応用でき、従来と比べてエネルギー消費を5分の1~20分の1に
減らせるとされている。北九州市にある新日鉄エンジニアリングのパイロットプラントで
技術を実証した。
日経新聞 2012/2/2 19:40
URLリンク(www.nikkei.com)
新日鉄エンジニアリング、東京大学生産技術研究所と共同でバイオエタノール製造コストを大幅削減
URLリンク(japan.cnet.com)
バイオエタノール製造コストを大幅削減!―自己熱再生理論を用いた省エネ蒸留プロセス実証試験―
新日鉄エンジニアリング株式会社ニュースリリース 平成24年2月2日
URLリンク(www.nsc-eng.co.jp)
URLリンク(www.nsc-eng.co.jp)
実証実験装置 新日鉄エンジニアリング 北九州環境技術センター内
関連ニュース
【エネルギー/除染】木材などを高温でガス化、放射性物質をフィルターに吸着して除去しつつエタノールを高効率生成-東京農大
スレリンク(scienceplus板)