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首都直下地震の想定見直し、M8級も検討へ
内閣府は2012年度から、首都直下地震対策を見直し、関東大震災
(1923年)のような相模トラフ沿いで起こるプレート境界型の巨大地震に
ついても対策を検討する。
13年春をめどに、震度分布や津波の高さの想定をまとめる。
相模トラフ沿いのマグニチュード(M)8級地震は200~400年間隔で
起こると考えられ、今後100年以内に発生する可能性が極めて低いこと
から、これまでは検討の対象外だった。しかし、東日本大震災が防災上の
想定を超えた規模だったことを教訓に、考えられる最大規模の地震を対象に
加えることにした。
また、これまでの首都直下地震対策の対象である東京湾北部や立川
断層などを震源とするM7級の18タイプの地震についても、最新の研究
成果を踏まえ、被害想定を見直す。今年度まで続いている文部科学省の
重点調査では、海のプレート(岩板)が陸のプレートの下に潜り込む深さが、
従来の想定より5~10キロ浅いことなどが判明。これまでよりも震度の
想定が大きくなる可能性がある。
読売新聞 2012年2月4日20時34分
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
内閣府 首都直下地震対策
URLリンク(www.bousai.go.jp)
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