【技術】小型無人機Ant-Plane6-3号機、南極海の水平線を越え300キロ飛行 クレーターの地磁気観測と氷河やクジラ撮影-極地研・九大at SCIENCEPLUS
【技術】小型無人機Ant-Plane6-3号機、南極海の水平線を越え300キロ飛行 クレーターの地磁気観測と氷河やクジラ撮影-極地研・九大 - 暇つぶし2ch1:依頼27-221@pureφ ★
12/02/05 01:48:06.20
小型無人機、300キロ飛行=南極で氷河やクジラ撮影-極地研と九州大が開発

 国立極地研究所と九州大は31日までに、共同開発した自動操縦の小型無人
飛行機2機を使い、南極大陸の南米寄りにある島の氷河の撮影や地磁気の観測に
成功したと発表した。日本の南極観測隊は過去にも無人機で気象観測を行ったことが
あるが、氷上の滑走路から見えなくなるまで遠く、1回で約300キロも長距離飛行させ
たのは初めてという。

 この2機は英語の南極とアリにちなみ「アントプレーン」と名付けられ、大きい方の6-3
号機は翼幅3メートル、機体重量20キロ。小型ガソリンエンジンを搭載し、離着陸以外
はコンピューターにあらかじめプログラムしたルートに沿って飛行する。航続距離は500キロ。

 極地研の船木実准教授や九州大の東野伸一郎准教授らは昨年12月3日、南極
半島の先にあるリビングストン島のブルガリア基地に入り、2機を組み立てて離着陸用
スキーを調整。天候が回復した同月17日、小さい3-5号機を基地周辺上空で1時間
余り飛行させ、氷河やクジラとみられる動物を撮影した。翌日には6-3号機を35キロ
離れたデセプション島まで往復約3時間40分、約300キロ飛行させ、地形の形成過程
解明に役立つ地磁気の観測や氷河撮影を行った。

時事通信 2012/01/31-04:14
URLリンク(www.jiji.com)

無人飛行機、南極海の水平線を越えての初の科学観測に成功

国立極地研究所と九州大学が共同で開発した自動操縦の無人飛行機、Ant-Plane3-5
号機と6-3号機は、韓国極地研究所等の協力のもと2011年12月17日~18日早朝にかけて、
南極半島の北に位置するサウスシェトランド諸島、リビングストン島にあるブルガリアの南極基地
(セントクリメント オーリドスキー基地、St.Kliment Ohridski Base)の氷河から離陸し、地磁気
観測と画像撮影に成功しました。これら飛行は無人飛行機が南極で視界外まで飛行した
最初の科学観測です。この飛行の成功により、南極での無人飛行機による観測が極めて
有効な手段であることが実証されました。(以下略)

URLリンク(www.nipr.ac.jp)
図1. 南極半島西の西にあるサウスシェトランド諸島、リビングストン島とデセプション島。Ant-
Plane3-5号機の飛行範囲(緑色)6-3号機の飛行コース(青線)。
URLリンク(www.nipr.ac.jp)
図2. セントクレメント基地の氷河上のAnt-Plane3-5号機
URLリンク(www.nipr.ac.jp)
図3. セントクレメント基地の氷河上のAnt-Plane6-3号機。機体先端に磁力計のセンサーが
取り付けられている。
URLリンク(www.nipr.ac.jp)
図4. Ant-Plane3-5号機により撮影された、リビングストン島、サウスベイ(セントクリメント基地
周辺)。氷河後退による露岩の進出や、新たな湾の形成が見られる。クレバス帯やモレーンの
分布も見られる。
URLリンク(www.nipr.ac.jp)
図5. Ant-Plane6-3号機の離陸
URLリンク(www.nipr.ac.jp)
図6. 日の出のデセプション島全景、島中央部はクレーター。高度800m。画面上部に磁力計の
センサーが見える。
URLリンク(www.nipr.ac.jp)
図7. デセプション島への飛行を終えたAnt-Plane6-3号機と研究者チーム
URLリンク(www.nipr.ac.jp)
図8. デセプション島の北半分で観測された磁気異常。島の東部で大きな正の磁気異常が、
中央部のクレーター(フォスター湾)で負の磁気異常が観測された。

国立極地研究所 2012年1月30日
URLリンク(www.nipr.ac.jp)
>>2辺りに続く


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