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科学的に偽りであることが証明された脳に関する9つの迷信
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脳を鍛えるゲームで賢くなる! インターネットをすると頭が悪くなる! アルコールは脳細胞を殺す!
脳についてはまだ解明されていないことが多く、長い間研究されてきましたが、同時に、多くの間違った
情報が世に出てしまいました。そこで米Lifehackerでは、そんな誤った情報の裏にある真実に迫って
みました。
左脳型の人は整理整頓が上手で、右脳型の人はクリエイティブ
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私たちは、クリエイティビティや思考パターンは生まれつきのものだと思いがち。そこに、右脳型、左脳型
という考え方がぴったりはまってしまってしまったというわけです。しかし、「Yahoo Health」にこんな記事
(英文)がありました。
「右脳型・左脳型という迷信は1800年代からあります。片側の脳にダメージを受けた人が特定の能力を
失ったことに注目したドクターが言い始めた説です。しかし、脳をスキャンしてみると、右脳と左脳は当初
考えられていたよりももっと複雑にリンクしていることがわかりました。つまり、情報を整理して問題解決
しようとしているときも、クリエイティブな思考が必要なタスクを行っているときにも、脳の片側だけではなくて
両方を使っていることがわかったのです。ただ、左脳が右半身、右脳が左半身をコントロールするという
のは正しい説明なので、右脳を損傷すると左半身に麻痺が出るというのは本当です。」
この迷信を用いて、左利きの人の想像力、失読症、同性愛までも説明しようとされたこともありましたが、
サウスポーについてはまだ謎が多いのが事実です。確かに、利き手による性質の違いは見られますが、
想像力がより高い人は情報処理能力が劣るとか、その反対のことは起こりません。つまり、両方に秀でる
ことは可能なのです。
見たり経験したことがそのまま記憶となる
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記憶力のいい人もいれば、あまり良くない人もいます。しかし、完璧な記憶なんてものはありません。
自分の記憶力に自信のある人は、目をつぶり、知っている人の顔を思い浮かべてみてください。自分の
顔でもいいです。いずれにせよ、細かいところまで完璧にイメージすることはできないはずです。これで、
私たちの記憶が見たり、聞いたり、味わったり、触ったりしたものとイコールではないことが証明されます。
心理学者のDan Gilbert氏が彼の著書『Stumbling On Happiness』で説明するところによると、私たちの
脳は必要な詳細については記録するものの、残りは必要な場合に思い出すようにできているのだそうです。
「私たちの経験は複雑に編み込まれたタペストリーのようになっているのですが、これは記憶に基づいて
保存されているのではなさそうです。むしろ、スペースの関係で圧縮され、大事なポイントのみ、要約
された形(「ディナーは期待はずれだった」)になっていたり、キーポイントの集約(ステーキ固い、ワインに
コルク、横柄なウェイター)だったりします。
後日、その記憶をもっと詳しく思い出したくなったとき、脳は経験の集まったタペストリーを編み直すの
ですが、そのときに少しだけ記憶を偽造するようにできています。この偽造は実にスムーズに、自然に行わ
れるので、私たちはあたかもそれが実際に経験したことで、細かいところまですべて頭に入っていたと思い
込んでしまうのです。」
研究者のDaniel Schacter氏は、記憶の仕組みは未来を想像する過程と似ていると言っていますが、
Gilbert氏は彼のリサーチを参考にし、以下のようにまとめています。
「研究者たちの間で考えられているのは、私たちが未来を想像したり、仮定したりするときに記憶が重要な
役割を果たしているのではないか? ということです。そして、その役割を詳しく調べることで、記憶の仕組み
がもっとわかってくるのではないか、と考えています。なぜなら、そこから過去の経験を何通りかに組み合わ
せるシステムや、間違った記憶が出来上がる過程もわかってくるからです。」
Adam Dachis(原文/訳:山内純子) Photo by Igor Nazarenko (Shutterstock)/ライフハッカー[日本版] 2012.01.16 19:00
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