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【エネルギー】太陽光発電 19円/kWhの衝撃 蓄電池込で35円/kWh程度 EVを家庭用蓄電器・電源に - 暇つぶし2ch1:pureφ ★
12/01/05 02:00:05.54
太陽光発電 19円/kWhの衝撃

 「太陽光発電は高コスト」との認識は急速に過去のものとなりつつある。需要者目線に
立った新しい太陽光発電ビジネスの台頭で設置コストが急激に下がっているからだ。

 この傾向が定着すれば補助金は不要になる。2012年7月には再生可能エネルギーの
全量固定価格買い取り制度(FIT)がスタートするが、将来的には買い取り価格の高値
維持は必要なくなる。

驚きの安さ

 家庭用太陽光発電の工事費を含む設置コストは、2010年の実績で1kWあたり60万円
以上だった。これを金利3%、20年償却の前提で発電コストに換算すると40円kWh/以上
になる。家庭用電力料金の24円と比較すると現状は非常に高くつく。

 発電コストが高くなる一因は、これまで太陽光発電のビジネス形態がパネルメーカー主導
の閉鎖的なシステムで、販売方法などが非効率であったことだ。コスト問題を乗り越えるには、
需要側の利益を最大化する新しいビジネスモデルを構築する必要がある。

 この点で期待できるのが、メーカーから独立したシステムインテグレーター(SI)主導による
ビジネスモデルである。これまでの商習慣にとらわれることなく、太陽光パネルも海外メーカー
品を扱うなど世界から最適な機材を調達する。ユーザーへの販売方法も大幅に簡略化
している。グローバルな調達戦略でこれまでの常識を打ち破る低コスト化の道筋が見えてきた。

 最近、フジワラ(千葉県鎌ケ谷市)とエイタイジャパン(同)の共同による千葉県の販売事業
者グループが29万円/kW(4kWタイプ)という家庭用太陽光システムを発売した。これは私が
知る限りの最安値だ。発電コストに換算すると実に19円/kWhという驚異的な安さになる。

 太陽光発電はこれまで、電力会社の電気料金同等(グリッド・パリティ)の24円を目指して
きたが、これより30%も安い発電コストをあっさりと実現してしまった。販売実績はまだ少ないが、
今後急速な拡販を目指して体制を整備しているところだという。

URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
ビジネスプロセス刷新による低価格化

 この低価格は外国製パネルの活用に負うところが大きいのだが、工事の標準化による生産性
向上の効果も見逃せない。広い土地に太陽光パネルを敷きつめるだけのメガソーラーと違い、
住宅向けは屋根の形状や強度、日照条件などに合わせた工事が必要になる。これをできる
限り標準化し、工事業者の教育などを通して30~50%程度の工事コスト削減に成功している。

URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
コスト削減の状況

 太陽光パネルについては残念ながら、現時点では日本メーカーの価格競争力は高いとは
言えない。ヨーロッパ市場で激戦を繰り広げてきた中国勢、韓国勢に加え、最近はインドメー
カーも日本市場開拓に力を入れている。迎え撃つ日本勢はこれまで国内市場が中心の温室
育ちで、価格では海外勢に太刀打ちできそうにないのが現状である。

 日本メーカーの巻き返しには期待したいが、太陽光パネルは国際商品であり、メーカーの
国籍によらず最適なものを使う姿勢が大事だろう。「日本製」といっても今後は、外国製品の
OEM版や海外工場製が増えてくる。日本は技術立国で貿易立国だと言うのなら、競争力の
強い産業がどんどん輸出する一方で、弱い産業は保護するのでは世界から理解されない。

買い取り価格よりも買い取り保証

 ところで、29万円/kWのパネルを設置したときの経済性はどのようなものか。

村沢 義久/日経ビジネスオンライン 2012年1月4日(水)
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
>>2-5辺りに続く


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