【化学】新規ニッケル触媒を使った芳香族化合物とフェノール誘導体をつなげる次世代型クロスカップリング法の開発―名大at SCIENCEPLUS
【化学】新規ニッケル触媒を使った芳香族化合物とフェノール誘導体をつなげる次世代型クロスカップリング法の開発―名大 - 暇つぶし2ch1:pureφ ★
11/12/25 05:49:25.66
芳香族化合物とフェノール誘電体をつなげる新しい次世代型クロスカップリング法の開発
~全く新しいニッケル触媒の開発が鍵~

 名古屋大学は2011年12月9日に,伊丹 健一郎教授らが芳香族化合物とフェノール
誘導体をつなげて医薬や有機エレクトロニクス材料分野における最重要骨格の一つである
ビアリール化合物を合成する「新しい次世代型クロスカップリング反応」の開発に成功したと
ニュースリリースを行った.この成果は,12月8日に米国化学会誌Journal of the American
Chemical Societyに公開された(注).

 ビアリール化合物(芳香族化合物と芳香族化合物を結合したもの)は,医薬や有機エレ
クトロニクス材料分野における重要な骨格であり,この骨格を効率的に構築する手法の
開発が望まれている.2010年のノーベル賞のクロスカップリング法は,ビアリール骨格を作製
する信頼性の高い方法である.しかし,カップリング反応を進行させるためには,(1)芳香族
化合物から数工程で調整される有機金属反応剤(金属アリール化合物:Ar-M)または
(2)有機ハロゲン化合物(ハロゲン化アリール:Ar-X)をカップリングパートナーに用いる必要が
あること,(3)希少で高価なパラジウムを触媒に使う必要があることの3つの制約があった.

 伊丹教授らのグループは,2009年に安価なニッケル触媒を使用したクロスカップリング
反応を発表し,実際に,新規な高尿酸血症治療薬などの合成に使用されている.しかし,
その反応も1つの制約であるAr-Xをパートナーに用いる必要があった.今回は,ニッケル触媒に
改良を加えてフェノール誘導体と芳香族化合物を連結させ直接的にビアリール化合物を
合成することに成功し,3つの制約を全てクリヤすることができた.成功の鍵は,市販されて
いる比較的安価な配位子1,2-ビスジシクロヘキシルホスフィノエタン(dcype)とニッケルを
組み合わせたニッケル・1,2-ビスジシクロヘキシルホスフィノエタン(Ni-dcype)という新しい
触媒を開発したことにある.Ni-dcype触媒を用いると芳香族化合物(主にアゾール類)と
フェノール誘導体のクロスカップリング反応(C-H/C-O→C-C)が効率よく進行することが
可能になった.フェノール誘導体としては,エステル類(esters),カルバミン酸(carbamate),
炭酸塩(carbanates),スルファミン酸(sulfamates),トリフリン酸(triflates),トシル酸
(tosylates),メシル酸(mesylates)などが適用可能である.

 今回開発したNi-dcype触媒を用いたクロスカップリング反応により,様々な有用なビアリール
化合物を安価なフェノール誘導体を出発原料として,短工程で合成可能になる.例えば,
複雑な骨格を持つ女性ホルモンの一種であるエストロンビアリール,抗マラリヤ薬の素である
キニーネビアリール,坑結核菌作用のあるテキサミンなども容易に合成できる.また,この反応は
医薬品に限られたものではなく,天然有機化合物,有機エレクトロニクス材料などへも適用でき,
産業界における本反応に対する期待は極めて大きく,波及効果は大きいとのことである.

(注)Kei Muto, Junichiro Yamaguchi, and Kenichiro Itami
Nickel-Catalyzed C-H/C-O Coupling of Azoles with Phenol Derivatives
J. Am. Chem. Soc., Article ASAP DOI:10.1021/ja210249h, Publication Date(Web) : December 8, 2011
URLリンク(pubs.acs.org)
URLリンク(pubs.acs.org)

ナノテクジャパン 2011.12.19
URLリンク(nanonet.nims.go.jp)

芳香族化合物とフェノール誘導体をつなげる新しい次世代型クロスカップリング法の開発に世界で初めて成功
~全く新しいニッケル触媒の開発が鍵~
名古屋大学研究教育成果情報 2011/12/09
URLリンク(www.nagoya-u.ac.jp)

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2:名無しのひみつ
11/12/25 08:28:27.57 H5n6FKqR
ホモカップリング


3:名無しのひみつ
11/12/25 09:48:31.00 6+1QgCPA
3get

4:名無しのひみつ
11/12/25 09:52:24.36 jx2o6o0G
製造から廃棄まで安全なんだろうか。


5:名無しのひみつ
11/12/25 14:35:33.35 qrmQ8YLD
すごいけど実用性はどうなん?というところだな
触媒が作りやすければまあマシだけど
フェノール誘導体の相方の芳香族化合物がかなり限られるだけに
合成にあたってこれを使う場面てのはめったになさそう

6:名無しのひみつ
11/12/25 19:56:07.67 8j4jeMRR
芳香族ってワキガの家系?

7:名無しのひみつ
11/12/25 20:18:20.38 xtw7D9jw
またホモスレ立てたのか

8:名無しのひみつ
11/12/25 21:02:22.72 +sSR6XmB
JACSでニッケル触媒によるカップリング。

いい成果だけど、合成系では珍しくもない普通の研究成果だよ。

9:名無しのひみつ
11/12/26 01:20:21.45 eVC+nicS
オキサゾールの2位だから酸性度が高くてC-H Activationが起こりやすいのかな。

>>4
ニッケルは微妙。


10:名無しのひみつ
11/12/26 20:02:35.48 KCUHgE3D
>市販されている比較的安価な配位子1,2-ビスジシクロヘキシルホスフィノエタン(dcype)

比較的って何と比較してよ?
同じキレートホスフィンのdppeやdppmに比べたら断然高いし、最近の
単座のビフェニルホスフィンとかと同じくらいだろ。
アルキルホスフィンでも固体だから少しは扱いやすいけどさ。

11:名無しのひみつ
11/12/27 00:23:55.37 2yho2rDZ
>>5
だな
基質が特殊すぎて困る

12:名無しのひみつ
11/12/27 00:27:43.06 NxCbu4+Q
活性なC-Hを活性化してドヤ顔する研究が最近多くて困る

13:名無しのひみつ
11/12/27 01:02:04.14 i07GmvQz
>>11-12
ほんとにw

一時期の不斉還元のホスフィンリガンドの論文乱発を彷彿とさせる、無意味な研究が多いと感じる。



14:名無しのひみつ
11/12/27 02:01:03.31 CBah3G/C
よ・・・芳香族化合物

15:名無しのひみつ
12/01/02 03:31:32.34 pm4c8tD7
ニッケルはアレルギーを生じ易いというのはなぜなんだろうか?
昔ニッケルの50円玉があって、磁石にくっつくので面白く遊んでたりした。

16:名無しのひみつ
12/01/03 05:17:32.71 TlhbaisQ

ニッケルメッキのネジ舐めて、オェーってなったことある。


17:名無しのひみつ
12/01/05 20:31:19.99 sUbhA4d+
URLリンク(www.youtube.com)



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