【考古】ポーランド・ワルシャワ近郊で10世紀末~11世紀初頭の「若き戦士」の墓を発見 キエフ大公国に仕えたバイキング戦士か?at SCIENCEPLUS
【考古】ポーランド・ワルシャワ近郊で10世紀末~11世紀初頭の「若き戦士」の墓を発見 キエフ大公国に仕えたバイキング戦士か? - 暇つぶし2ch1:依頼27-34@pureφ ★
11/12/25 02:24:49.54
若き戦士、中世東欧の墓地発見
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
Photograph courtesy S. Gronek

 剣を傍らに眠る「若き戦士(Young Warrior)」(左)。ポーランドで発見された1000年前の墓地の
遺骨だ。墓地からは宝飾品のほか、人間を生贄にしていた手掛かりも発掘された。さらに、バイキングや
中世東欧の支配者と関係がある謎の人々の墓も数十見つかった。

 研究者は中でも若き戦士に注目している。この男性は20代で非業の死を遂げたと見られ、顎が
骨折し、頭蓋骨に切られた痕が複数ある。傍らの剣からも、戦士だったことがうかがえる。

 ポーランド科学アカデミー(PAN)考古学・民族学研究所の所長で、今回のプロジェクトを率いた
アンジェイ・ブコ(Andrzej Buko)氏によれば副葬品から、一帯を支配したスラブ最初期の君主との
つながりが伺えるという。「ただし、体は南北方向に埋葬されており、スカンジナビア流だ。スラブでは
東西方向の墓を使う」。

 真下には、20代前半の女性が埋められている。ブコ氏によれば、こちらも死因は暴力で、おそらく同じ
タイミングで埋葬されたという。証拠は不十分だが、殉死を強いる形で殺されたとブコ氏は推測している。
「彼女が戦闘で死んだとは考えにくい」。戦士の右横にも女性がいる。同じく20代前半だが、死亡時期は
不明という。

 墓地の造営は10世紀末~11世紀初頭と考えられている。場所は首都ワルシャワから北西に150キロ
ほど離れたボジア(Bodzia)村の近くで、幹線道路建設の現地調査中に出土した。「今回は正にひょう
たんから駒が出た。歴史的価値は計り知れない」とブコ氏は語る。

 研究の詳細は「Antiquity」誌12月号で発表されている。

National Geographic News December 19, 2011
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)

Bodzia: a new Viking Age cemetery with chamber graves
Andrzej Buko & Iwona Sobkowiak-Tabaka
URLリンク(antiquity.ac.uk)
Antiquity Volume 85 Number 330 December 2011
URLリンク(antiquity.ac.uk)

豪華なネックレス、中世東欧の墓地発見
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
Photograph courtesy M. Jordeczka

 銀、水晶、赤いカーネリアンのビーズをあしらったネックレス。所有者の富と地位を示す豪華な作りで、
銀のビーズに小さな粒で描いた模様は古代スラブ文化のデザインだ。

 ポーランドで新たに発見されたバイキング時代の墓地から、250点以上のガラスビーズが出土した。
金箔や銀箔に包まれたビーズや、コンスタンティノープル(現イスタンブール)を拠点とする東ローマ帝国の
工房から持ち込まれた品もある。

 さらに、中世東ヨーロッパの女性がヘアバンドからぶら下げていた飾り、テンプルリング14点や、指輪
15点が見つかった。

 38枚の硬貨も、生前の経済的成功を物語っている。ほとんどは現ドイツに属するザクセン、バイエルン、
フランケン地方の製造で、イギリスやスカンジナビアの硬貨も混ざっていた。

National Geographic News December 19, 2011
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
>>2辺りに続く


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