【人類】日本史上最も小柄だった江戸を語る人骨1万体 鉄分不足・長屋の密集生活ストレス・伝染病―科博新宿分館、つくば市に移転準備中at SCIENCEPLUS
【人類】日本史上最も小柄だった江戸を語る人骨1万体 鉄分不足・長屋の密集生活ストレス・伝染病―科博新宿分館、つくば市に移転準備中 - 暇つぶし2ch1:依頼27-17@pureφ ★
11/12/18 03:57:25.12
江戸を語る人骨1万体 小柄な体・栄養失調・伝染病

写真:国立科学博物館が収集している人骨。刀傷が残る骨もある=東京都新宿区百人町、
渡辺延志撮影拡大国立科学博物館が収集している人骨。刀傷が残る骨もある=東京都
新宿区百人町、渡辺延志撮影

 東京都内の開発で掘り出された人骨を、国立科学博物館(科博)が大量に保管している。
ざっと1万人分。江戸時代の骨がほとんどで、今よりも小柄で栄養状態も悪かった。時代劇の
イメージとは違う江戸の人々の厳しい暮らしぶりが、浮かび上がってくる。

 「この頭の骨は左の側面に鋭い刃物の傷が2本。日本刀で斬り殺されたのでしょうね」「青黒い
シミがついたこちらの骨は、梅毒の痕跡ですよ」

 新宿区百人町の科博新宿分館。人骨がびっしり並ぶ人類研究部の収蔵庫で、人類史
研究グループ長の篠田謙一さんが説明する。

 研究用に科博は20年ほど前から、開発業者などが持ち込む江戸時代の人骨を受け入れて
きた。分館は来春までに茨城県つくば市に移転する予定で、荷造りを前に人骨の分類やクリー
ニングが続く。

 骨は江戸の人々の暮らしぶりを伝えている。栄養状態が悪く、特に鉄分が不足していた。
現代なら死亡率の低い若い世代の骨が多いのも特徴で、伝染病がたびたび流行し、人が
簡単に死んだことを物語るという。

 江戸時代の成人の平均身長は男性が150センチ台半ばで、女性はそれよりも10センチほど
低い。日本のすべての時代の中で最も小柄だった。栄養状態が悪いうえに狭い長屋などに密集
して生活したストレスの影響と考えられるという。「生活は厳しかった。スラムといった方がいい
江戸の影の部分が骨には記録されています」と篠田さん。

朝日新聞 2011年12月17日23時5分
URLリンク(www.asahi.com)

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