14/09/04 06:26:16.80 zEdDwuqY0
集ストのような話だな
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平野は、仕事で課長にいつも怒鳴られ、
同僚には、面白みのない人・鈍いヤツと陰口をたたかれる
さえない中年サラリーマン。
そんな平野にもひそかな楽しみがあった。
それが「復讐クラブ」
復讐したい相手に対して、自分に代わって他人が復讐を代行するシステム。
復讐リストに復讐したい相手と遺恨内容を書きクラブに提出する。
クラブはリストの内容に応じて他のメンバーに復讐代行指令を送り、
復讐を代行。
後日、依頼したメンバーに復讐結果が通知される。
メンバーは、自らの復讐依頼枠とそれに相当する復讐代行義務を負う。
当然平野も復讐代行義務を負うが、復讐内容も手段も全てクラブが
指示してくれるため、何の心配もなく復讐代行を遂行できる。
そして、各会員が遂行している復讐現場を撮影班が映像に収め、
復讐後には、それを映写会で楽しめるというアフターサービス付き。
平野はストレスを解消し、徐々に熱中していった。
だが熱中すればするほど日々の些細な出来事が復讐の対象となっていく。
復讐依頼が増え、それにつれて復讐代行義務も増える。
限界に近い復讐代行義務を抱え、仕事は疎かになり課長に叱責される
毎日となった。
そんなある日、クラブから復讐代行指令を受ける。
ターゲットは・・課長だった・・。
「飲みに誘って酔い潰し、分かれたあとの帰り道を襲って一発後頭部を殴る」