13/04/10 06:19:41.22 Ann5ZyK80
家康は、当初藤原末流を名乗っておきながら、しかしその一方で、
初代親氏は得体の知れない坊主だと自白しています。
しかし、この坊主はもともと三河出身ではなく、どこからか流れ着いたといいいます。
それこそが、自称新田源氏たる、もはや消滅してしまった世良田姓を名乗り、新田源氏を称しました。
ではこの家康自身が、初代親氏の出自を自白したこの坊主はどこから来たのか。
徳川家以降の特徴のキーワードにその答えがあると思われる。
まず
・白山信仰が強い
・浄土真宗
・出自は坊主
たったこれだけでも、どこから来た坊主なのかわかるのでは。
白山信仰が強い地域は、紀伊半島と信州に連なる山岳地帯が多い
これらから、紀伊半島周辺の山中に生息していた、根来衆と似たような形での坊主が流れ着いて、
紀伊山中と似たような三河山中に流れ着いたという学説がやはり有力だと思う。
紀州が徳川御三家もおもしろいです。