12/11/04 19:56:51.36 hxghHVrI0
>>628
元々かどうか確かなところは知らない。
ただ、その家の当主は春日大社の例祭の時に、松の木のそばで舞を奉納する
という慣行がある。そこから姓になったという説がある。だとすると他の家も含めて
松の木と穢多とに何らかの呪術的な由緒があって松○と名乗ってるのかもしれない。
それと一点つけくわえとくと、他の地域はいざ知らず奈良の穢多は職人ではないよ。
幕末の奈良奉行の日記に、奉行が穢多に鞍とか甲冑の技術を教えたという記述がある。
その示唆を受けて穢多が作った甲冑を見た藤堂家の侍が驚いて「こんなものは
穢多は作れないだろう」と言ったが奈良奉行に教わったと説明すると納得したらしい。