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兄の死亡届を出さず退職年金を受け取っていたとして、
香川県坂出市西庄町、無職大内初枝容疑者（６９）ら
親族３人が詐欺容疑で逮捕された事件で、大内容疑者が
住む市営団地の隣の部屋から見つかった白骨遺体は、
坂出署の調べで２３日、同容疑者の兄で生きていれば
７４歳の元坂出市職員、大藤勇次さんと判明した。
同署によると、ＤＮＡ鑑定で身元を特定。死亡推定
時期は通院歴や遺体の状況などから２００７年ごろと
している。同署は、死因の特定を急ぐとともに、動機や
詐取した期間などを調べている。