12/12/29 02:08:01.19 Yo55noir
<2012-2013 年末年始 お勧め書籍>
2012年の年末に際し、今年も書籍類を紹介しておきます。
(日本を主語とした電子言論マガジン『言志』は、必須!)
①『民主主義とは何なのか』
・著 者…長谷川三千子
・定 価…700円+税
・発行所…文藝春秋
②『いまを生きる覚悟』
・著 者…曽野綾子
クライン孝子
・定 価…1400円+税
・発行所…致知出版社
・印象に残った一節:
p122~124
クライン
でも、最近日本の若者に多いんでしょう、「自分探し」とやらをしている人が。
曽野
私もあったことがあります。(中略)
「彼らはしたいことをしているだけで、人としてすべきことをしていないからです」。
p220~221
クライン
(前略)
本来ならあの高度成長期に、日本は国の筋道を立てるべきでしたね。戦後アメリカの占領政策であらゆる日本の伝統が破壊されてしまった。
戦争に負けてしまったのだから仕方がなかったにしろ、いま少し何とかならなかったものか。
日本には明治二十三年に発布された人の道として永遠に通じる「教育勅語」もありました。これもGHQの指令で全面的に廃止させられた。
実は、あの「教育勅語」には教育の神髄である徳目が記されています。
なぜあの右肩上がりの高度成長期に、バブルに酔うことなく国家の立て直しをしなかったのか、
とりわけ次世代育成のために教育改革をしなかったのか残念でなりません。