12/02/08 00:20:54.08 2e5kTqrn
2/6 東電午前
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花田(ニコ 8:17) 二号機の関係で。
キセノン135が検出されてない状態でホウ酸を入れたのはどういう状況を懸念してか。
松本:原子炉の未臨界を維持するためには急激な冷水の注入は避けるべき。
低温水が入ると水の密度が上がり、中性子を減速する効果が高まり臨界になりやすい。
そのため、変更は24時間あたり1m3/hずつに制限していたが
今回プラス3m3/h程入れることになったので、念のため先行してホウ酸を注入。
花田:臨界状態にないという見解は引き続き変わらないか
松本:損傷燃料の持っている崩壊熱の発熱と水のアンバランスが原因ではないか。
花田:1094Kgはホウ酸の量か 松本:はい結構です
花田:注水量を大幅に増やしたが、それほど70℃前後から低下傾向にないが
松本:2号機はこれまでも1,2℃のふらつきを伴いながら温度が上下している傾向なので
少し様子を見る必要がある。ほかのH2,H3は徐々に低下傾向。H1の反応が遅れているのでは。
まだ注入量を変更してから6時間程度なので少し様子を見たい。
花田:水のかかり方が変わったということで、燃料の位置が移動したのも予測としてあるか。
松本:損傷燃料は溶岩が固まったような状態と思うが、水がかかることにより細かい粒、
小石、岩等の大きさのものが崩れ落ちることは可能性としては否定しないが、
基本的に除熱の水のかかり方、流れ方が変化したせいではないか
花田:2号機は炉心スプレイから以前入れたときも温度が下がりにくかったり
独特の傾向だが、燃料状態から考えて今回の温度上昇と関連が考えられるか
松本:分かっていない。経験からそういう傾向で温度が上下してきた。
マープの炉心解析では67%程度が格納容器下部、圧力容器の底部に残りがある。
実際にはもう少し圧力容器の底部が多いと見ており、中でも容器底部か
炉心支持盤にひっかかっているか分からないが、全体の温度傾向を確認したい。
花田:原因として、配管の切り替えで何が出てきたかと今後の対策は。
例えば注水量増加を考えるのか。また冷温停止状態への影響は。