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インド独立の英雄で民族運動指導者のスバス・チャンドラ・ボースに関連する機密文書64点をインド東部の西ベンガル州政府が開示した。
ボースは1945年8月に台北で飛行機事故により死亡したとされるが、根強い人気から疑問視する声もあり「生存説」論争が再燃しそうだ。インド各紙が18日伝えた。
文書には、49年にボースの親族が書いた手紙に「ボースが会話を望んでいる」との奇妙なラジオ放送を聞いたとの記述があったり、
「46年にボースが生きているとの情報を聞いた」とするスイス人記者の記述が含まれていたりしたという。
西ベンガル州のバナジー州首相は「45年8月以降も生きていたことを示唆している」と述べ、地元紙などが大きく報じた。
ボースは1897年生まれ。インド独立闘争で急進路線を取り、穏健派のマハトマ・ガンジーらと対立した。インドでの人気は高く、同国では生死をめぐる論争が絶えない。(共同)
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