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[ウェリントン 17日 ロイター] - ニュージーランド政府は17日、中国の上海鵬欣集団が8800万ニュージーランドドル(5600万米ドル)で
同国の酪農地を購入する計画について承認しないことを決めた。
外資による土地所有への懸念が高まるなか、監督当局である海外投資局(OIO)はこれまでの容認姿勢をくつがえす決定を下した。
政府は声明で「ニュージーランドに相当の利益をもたらすこと、またはその公算が大きいことを確信できなかった。
この広さの慎重に扱うべき土地に関する申請では重要な要件となる」と述べた。
この計画はニュージーランド北島にある1万3800ヘクタールの酪農地を購入するもの。同国は外資の土地取得に対する規制が厳しく、
申請者は同国の利益になることを示す必要がある。
上海鵬欣は今回の決定に驚いているとの声明を出した。
酪農地の売却に同意していたスティーブンソン・グループは、これまで承認された物件とどこが違うのか不透明だと述べた。
上海鵬欣のアグリ事業のニュージーランド部門は、同国で積極的な投資を行ってきた。2011年には酪農の中心地域で16の農場を購入し、物議を醸した。
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