15/09/14 20:40:34.62 .net
ギリシャ東部エーゲ海のファルマコニシ島沖で13日、難民らを乗せた木造船が転覆し、乳幼児4人、少年少女11人を含む34人が死亡した。
うち6人は転覆した船に閉じ込められたという。アテネ通信などが伝えた。
船には130人以上が乗っており、13日未明に遭難信号が発信された。約70人は沿岸警備隊に海上で救助され、約30人は自力で海岸にたどり着いたという。
国籍などは明らかになっていない。島に近いトルコから密航を試みたとみられる。
国際移住機関(IOM)によると、今年に入ってからギリシャにたどり着いた難民・移民は30万9千人を超えた。
うち約18万人は内戦が続くシリアからの難民で、まずトルコからエーゲ海経由で最寄りのギリシャの島に上陸し、ドイツなど欧州各国を目指す。
地元メディアによると、同海域では14日までの4日間で約1400人が救助された。
エーゲ海の密航は7月以降急増し、IOMのまとめでは、今年欧州にたどり着いた難民・移民の約7割がギリシャを経由している。
同海域での事故も多発し、103人が死亡した。一方、中東・アフリカからの難民・移民が主にリビアからイタリアなどを目指す地中海経由のルートでは、2620人が死亡している。
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