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【ニューカッスル＝小嶋麻友美】移民排斥を掲げるドイツの団体「西洋のイスラム化に反対する愛国的欧州人」（通称ペギーダ）の
英国版の団体が二十八日、初の反イスラム集会を英北東部ニューカッスルで開いた。
ペギーダに抗議し、反人種差別を訴えるデモ行進も同時にあり、市中心部は喧噪（けんそう）に包まれた。
集会は「英国ペギーダ」がフェイスブック上で呼び掛け、英国旗やイングランド国旗を掲げた約四百人が繁華街に集まった。
ドイツからの参加者もおり、「テロの脅威が増している。これ以上のイスラム過激派の台頭は許されない」と声を張り上げた。
団体は「イスラム教そのものへの反対ではない」と主張し、極右勢力との違いを強調。しかし、集会では参加者らが「不快なイスラム
教徒」とシュプレヒコールを上げる場面もあった。
これに対抗するデモ行進にはペギーダを上回る規模の参加者が各地から集まった。「イスラム嫌悪を許してはならない」と声を上げ、
ペギーダの集会と約百メートルの距離で向き合った。
欧州メディアによると、フランス連続銃撃テロ後、ドイツのペギーダに共鳴してデンマークやスウェーデン、オーストリアなどでデモ行進
が行われたほか、スペイン、ベルギー、スイスなどでもペギーダを名乗る組織が発足している。
ソース（東京新聞） URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)
写真＝２８日、英北東部ニューカッスルで「不快なイスラム教徒」と声を上げ、警察に制止される「英国ペギーダ」の集会参加者＝小嶋麻友美撮影
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