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【パリ=共同】パリの週刊紙シャルリエブド本社で起きた銃撃事件では、フランスを代表する著名な風刺画家四人も十二人の犠牲者に
含まれていた。中でも風刺画家で同紙編集長のステファン・シャルボニエ氏(47)は、宗教上のタブーへの挑発的な姿勢が常に物議を醸す
賛否両論の存在だった。
「シャルブ」という愛称で呼ばれていたシャルボニエ氏は二〇〇九年から同紙の編集長に。一一年十一月には火炎瓶を投げ込まれ
編集部が全焼したものの、一年もたたない一二年九月にはフランス政府の自粛要請を振り切ってイスラム教の預言者ムハンマドの
風刺画掲載に踏み切る。
シャルボニエ氏を古くから知る人物はフランスのメディアに「非礼であるということにおいて、彼には限界がなかった。何も恐れるものがなく、
時としてブレーキが必要なほどだった」と振り返った。
タブーに果敢に挑もうとするそうした姿勢に、言論の自由を体現する存在とみて称賛の声があった一方、不必要に敵意をあおっているとの
批判も出ていた。
ソース(東京新聞) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)