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12月8日 23時09分
中東のイスラエルでは、連立政権内の対立から政権運営が行き詰まり、8日にも議会が解散され、来年3
月に選挙が行われる見通しで、選挙の結果、政権の強硬路線が先鋭化すれば、パレスチナ暫定自治政
府との和平交渉の再開は一層難しくなりそうです。
イスラエルでは、現在、第1党の右派政党リクードを率いるネタニヤフ首相が、今月2日、国の予算案や重
要法案を巡る対立から、共に連立政権を組む中道政党の党首2人を閣僚から更迭しました。
これを受けて、イスラエル議会は、8日に開かれる本会議で、本来の任期より2年余り早く解散される見通
しとなりました。
解散後、議会選挙は、来年3月17日に行われる見通しで、イスラエル国内では、ネタニヤフ首相のイラン
やパレスチナ暫定自治政府に対する強硬な姿勢に一定の支持が広がっているほか、経験豊富な人材が
ほかにいないとして、事実上、ネタニヤフ首相の信任投票となるという見方が支配的です。
選挙の結果、右派勢力が議席を伸ばせば、ネタニヤフ首相は安定した政権基盤を得ることになりますが、
強硬路線が先鋭化し、パレスチナ暫定自治政府との和平交渉の再開は一層難しくなりそうです。
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引用元:NHKニュース URLリンク(www3.nhk.or.jp)