【国際】マララ・ユスフザイさんへのノーベル平和賞授与、人身売買、拉致、襲撃…抑圧が続く世界の女子教育の現実[10/13]at NEWS5PLUS
【国際】マララ・ユスフザイさんへのノーベル平和賞授与、人身売買、拉致、襲撃…抑圧が続く世界の女子教育の現実[10/13] - 暇つぶし2ch1:Hi everyone! ★
14/10/13 02:29:27.14
 パキスタンのマララ・ユスフザイさん(17)へのノーベル平和賞授与が決まった背景には、世界で抑圧が続く女子教育を取り巻く
厳しい状況がある。各地のイスラム過激派の脅威は増大し、人身売買や拉致、襲撃事件が横行。「教育こそが唯一の解決策」と
訴える少女の思いは、現実を変えるのか。子どもや女性の権利向上のための闘いは、これからが正念場だ。  

▽“奴隷”扱い  

 「少女たちよ。学校を去り、結婚しなさい」。イスラム過激派ボコ・ハラムの指導者アブバカル・シェカウ容疑者はビデオ映像で、
4月にナイジェリア北東部の学校から200人以上の女子生徒を拉致したことを認め、こう警告した。

 ボコ・ハラムの組織名は地元の言葉で「西洋の教育は罪」。その象徴である欧米式の学校を襲撃し、これまで多数の生徒や教員を
殺害した。シャリア(イスラム法)の導入を要求し、女性は家事や子育てをするべきだと主張、女子教育を真っ向から否定している。

 内戦中のシリアや、イラクの過激派「イスラム国」の支配下に置かれた少女たちも過酷な環境にある。女性は全身を隠す衣装
「ニカブ」の着用を強要され、学校では音楽や体育の授業は禁止。イスラム教の戒律を厳格に適用する教育しか認められていない。

 イスラム国が8月、イラク北部の村を制圧した際には、クルド民族少数派ヤジド派の少女を含む約300人を「戦利品」として拉致し、
1人千ドル(約11万円)での人身売買も実施。異教徒の女性を奴隷として扱う実態が明らかになった。

▽受賞効果

 これに対し、2001年のタリバン政権崩壊後の国家再建で、教育環境が大きく改善されたのはアフガニスタンだ。国連児童基金
(ユニセフ)などによると、100万人未満だった就学児童数は11年には800万人以上に増加した。

 しかし、女性を厳しく抑圧したタリバンの保守的な思想は今も残り、女子校に有毒ガスがまかれたり、教師が襲撃されたりする事件が
たびたび起きている。

 マララさんの故郷、パキスタン北西部にも保守的な文化は根強く残る。農村部では、子どもを労働力と見なしたり、10代前半で娘を
嫁がせたりする家庭が多く、教育の必要性が十分認識されていない。

 マララさんを12年に銃撃したイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動」の恐怖を依然として口にする住民も少なくない。同国の
紛争監視組織によると、マララさんが育ったカイバル・パクトゥンクワ州では、過激派に爆破されるなどして破壊された学校はここ数年で
800以上に上っている。

 一方で明るい兆しもある。地元ジャーナリストのメブーブ・アリさんは「内気だった(マララさんの出身地)スワトの少女たちは今では
自信にあふれ、将来を自由に議論している」と指摘。今後の“ノーベル賞効果”にも期待を込め「マララさんの努力が彼女たちの権利
意識を向上させた」と強調した。

ソース(共同通信) URLリンク(www.47news.jp)
地図=過激派の脅威増大で女子教育の問題を抱える国々
URLリンク(img.47news.jp)


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