【イラク】「イスラム国(ISIS)」との戦い、欧米に欠けているのは諜報活動だ…英国を攻撃する可能性が最も高いISIS[08/20]at NEWS5PLUS
【イラク】「イスラム国(ISIS)」との戦い、欧米に欠けているのは諜報活動だ…英国を攻撃する可能性が最も高いISIS[08/20] - 暇つぶし2ch2:Hi everyone! ★
14/08/20 03:08:14.47
>>1の続き)

■英国政府の中東政策に「一貫性を欠く」との批判

 しかしキャメロン首相の同僚の多くは、首相が独自の戦略対応を策定しなければならないと考えており、中東に対する英国政府の
考え方に一貫性がないことに愕然としている。

 一部の識者はこの混乱の証拠として、英国がいろいろな国で展開されている同じ地域紛争で異なる勢力を支援していることを
挙げている。

 例えばシリアでは、英国は独裁政権と敵対しているスンニ派の勢力を支援している。しかしイラクでは、スンニ派の反乱勢力に対抗
しているシーア派主導の政府を強化すべく介入しようとしている。

 またエジプトでは、英国はアブドル・ファタ・アル・シシ大統領を支持しているが、大統領はスンニ派の元将軍だ。

 このような一貫性の欠如は、外相と国防相がそろって交代した先日の内閣改造によってさらに甚だしくなった。また、現在の中東
担当閣外相はこの1年間で3人目に当たる。

 一方で現地の人員が不足している。キャメロン氏も先週末、この問題を認め、アルビルに駐在している唯一の英国人外交官に、
地域的な取り組みを主導する特使を1人合流させると述べた。

 「英外務省の空洞化が起きていた」。キャメロン氏率いる英保守党の幹部はこう話す。「我々はとにかく、こうした事態に賢明な方法で
対処できる専門知識や理解を持っていない」

 だからと言って、英国が何もしていないわけではない。欧米が直面している最大の問題は、ISISの作戦行動に関する情報の欠如だ。
米国の諜報機関の高官は先週、非公開のブリーフィングで、ISISの規模に関する確かな試算さえ持っていないことを認めた。

■英国にできる最大の貢献

 このため、偵察、情報収集活動など、英国の戦闘機や特殊空挺部隊(SAS)が関与しているような作戦はISISに対する行動の下地を
作るうえで極めて重要になる。そうした活動はニュースの見出しを飾ることはないが、英国にできる最も有益な貢献かもしれない。

 英議会外交委員会の委員長を務めるリチャード・オタウェイ議員は、キャメロン氏はできる限りのことをやっていると考えている。
また、首相は明確な戦略を持っているが、1年前に議会がシリア介入を否決したことがこの戦略を阻害したという。

 「これが中東に空白を生み、ISISが入り込んだ。この事態は完全に予想できることだった。我々の国際的な防衛戦略に対処しなかった
議会に責任がある」

(終わり)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch