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◆Behind The Scenes Of The Iraq War By Harun Yahya 17 April 2003‐⑫
『イラク戦争の舞台裏 ‐ハールーン・ヤヒヤ』
URLリンク(www.harunyahya.com)
URLリンク(english.pravda.ru)
この戦略が受ける報いは、そうした事によるイスラエルとアラブ人の今後1世紀に渡る衝突という帰結
だろう。もしイスラエルが、アラブの隣人たちと良好な関係を構築し、近隣諸国への侵略行為を止めて、
自国の生存を確保するために平和的な道を選べば、イスラム教徒が何世紀も渡って行ってきたように、
ユダヤ人とイスラム教徒が、中東で平和的に共存する事が可能になるだろう。
しかしながら、過激なシオン主義のイデオロギーは、未だに和平へのチャンスを拒否し、イスラエルの
ための『快適な空間』を作り出すために、執拗に中東全体を変革しようとしている。なお、近年では、
その目的のためにアメリカでの影響力を行使し、かなりの程度でワシントンの中東政策を指示している。
9.11後の情勢は、イスラエルが求めていた好機を与えた。イスラエル支持のイデオロギーは『避難所』
として、イスラム教を利用する一部の好戦的な急進派により、イスラム教そのものが西側・アメリカに
とっての脅威を与えているという『虚偽』を何年間にも渡って喧伝し、まるで『文明の衝突』のような
誤った概念を奨励し、9.11の結果としてアメリカがイスラム世界と敵対するよう煽動しようとしている。
そもそもイスラエルでは、1995年に、エルサレムのヘブライ大学のイスラエル・シャハク氏が、
『イスラエル主導の、反イスラム運動に関する考察』を通して、元イスラエル首相ラビンの誇大妄想に
ついて書いており、同年には、イスラエルのYediot Ahronot紙の解説員ナホム・バルネア氏は、イスラ
エルが『イスラムの敵との戦いにおける西側の先駆者となっており、そのプロセスを作り出している』
と述べている。↓
10- Israel Shahak, "Downturn in Rabin's Popularity Has Several Causes", Washington Report on Middle East Affairs, March 1995.
イスラエル・シャハク‐『ラビンの人気の下降は、いくつかの問題をもたらす』
中東問題に関するワシントン報告書、1995年3月
続く数年の間に起ったこと全ては、イスラエルのタカ派が自分たちの意図をより明確にした事だった。
9.11をきっかけに、政治状況は、この意図のための現実性を高める根拠を用意したのだ。