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ジョージ・オーウェルは、『1989年』の中でこう書いている。
『戦争とは、各国の支配者集団が、自国民に対して仕掛けるものであり、戦争の目的は領土を征服したり
守ったりすることではなく、社会構造をそっくりそのまま維持することにある。
しかし、物理的な意味では、参戦するのはその大半が高度に訓練された専門家であり、ほんの少数の人々
しか必要とせず、比較的少ない死傷者しかもたらさない』と。
既に、多くの歴史が証明しているように、犠牲者の圧倒的大多数は、国家の平和を否定し、戦争へと突き
進む政治家や官僚ではなく、“国家の思惑とは全く無関係の、何の罪もない一般庶民”だ。
…したがって、話題の『集団的自衛権』などその最たるもので、何も責任を取らない政治家や官僚、また
その手足となる新聞・TV等のマスメディアを通じ、『危険な状態にある』という意識を、大衆に繰り返し
刷り込むことによって、大衆の意識を支配し、支配者側の思惑を形作っていく。
意識を支配され、洗脳された愚かな大衆は、“生きるためには、少数の特権階級に、あらゆる権力を引き
渡すことが、自然で避けられない条件”だと、錯覚してしまう。